フィルブリッジの「受注→納品」完全ガイド
— 素材起点の設計 × 小ロットからの一貫対応で、理想の“布雑貨”を形にする
フィルブリッジは素材(布)から考えるOEMを掲げ、小ロットからの一貫対応を行う布雑貨専門のパートナーです。フィルブリッジだからこそ作れるポイントをまとめました
フィルブリッジのコアバリュー
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ポイント:布から寄り添うOEM(= 素材選定→加工→縫製を一貫)。小ロットで始めやすい設計。ほぼ全ての生産が日本製での安心感。
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2つの提供形態
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イージーオーダー:既存型ベース。最小ロット60個~、サンプル必須、OPP個包装で納品
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フルオーダー:ゼロから設計。最小ロット200個~、個別見積。
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想いと姿勢(会社資料より):「“お気に入り”をふやそう」という理念のもと、OEMサービスを展開しています。「もらって嬉しい、買って良かった」という顧客視点でのものづくりを行うことを大切にしています。ブランドの想いや世界観を汲み取って、生地提案・加工企画まで踏み込む“+αのOEMパートナーです”
フィルブリッジ株式会社
1. 受注~納品「基本フロー」
“最初の一歩を、気軽に。そして本格的に。”―既存型を土台に、布と加工でオリジナル性を出す
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型を選ぶ
巾着・ポーチ・がま口・バッグ等、商品一覧から選定。用途と販路に合わせてサイズ・マチ・付属品のアレンジも可能です。 -
素材・色を選ぶ
定番人気の帆布/リネン/合皮/プリント/ジャカードなどあらゆる素材を取り揃えています。「イメージはあるが素材は不明」という方にはイメージに沿った素材提案も行っています。 -
オプション(任意)
部分プリント/刺繍/織ネーム等。1柄60個~、データはAIデータ推奨。織ネームは持ち込み対応。 -
数量を決める
最低ロット60個~。カラー内訳は備考で指定(例:赤30/黄30) -
ご発注(本体)
内容確定後に発注。サンプル製作は別発注。 -
サンプル製作(必須)
生地・仕様確定後2~4週間で納品。到着後1週間以内に修正連絡がなければ量産へ。費用は別途。 -
本生産
承認サンプルを基準に量産。納期は1.5ヶ月〜2ヶ月。※製品や時期により変動。 -
納品
OPP個包装が基本。特別梱包は要相談。
2. フルオーダーの進め方(概要)
“サイズ・仕様をゼロから設計/最小ロット200個~”既存型にないアイテムや、お客様の作りたい「完全オリジナル」でのアイテム制作。オリジナルプリントやオリジナルジャカードなど、素材からオリジナルで作りたい!というものづくりも対応可能です。
要件整理 → 設計 → サンプル → 量産の大枠は共通。
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生地開発や二次加工(ジャカード・ボンディング・シリコン等)まで対応可能。
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予算に合わせた商品提案も可能。事前スケジュールに合わせたものづくりなどお客様に沿って柔軟な製造が可能です。
3. タイムラインの目安
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相談~仕様確定:内容により数日~数週間
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サンプル:2~4週間(生地確定後)
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量産:アイテム・時期で変動(規約上、原材料/運送事情で遅延する場合あり
4. 他とはちがう!「フィルブリッジの強み」
4-1. “素材起点”が本気
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代表がテキスタイルメーカー出身のため、布の選定~加工企画までのご提案が可能です。布雑貨の満足度を決めるのは織り・番手・打ち込み・仕上げであり、ここを起点に設計する思想がユニーク。
フィルブリッジ株式会社
4-2. 小ロット × 一貫対応の両立
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イージーオーダーで60個~、布持ち込みも可能(ただし適合可否はサンプルで必須)。
4-3. TSUMUGIとの連携(ブランド × OEM)
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藍染・西陣織など産地ストーリーの活用や産地と連携したものづくりによるストーリー訴求や、ギフトに強い上質×親しみやすい意匠。OEMと併走できる素材リソースが魅力。f
4-4. +αのご提案
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お客様の「こんな感じ」「なんとなくのイメージ」を仕様に翻訳します。「女性が好きそうなふわっとした柔らかい素材のポーチ」「アウトドアに使えそうな撥水機能性アイテム」抽象的なイメージの段階から伴走して、形にします。
ただのOEMではなく、「フィルブリッジに頼んでよかった」と思ってもらえる+αのご提案を大切にしています。
5. ここがちがう!他社との比較
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観点 |
一般的なOEM |
フィルブリッジの立ち位置 |
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立ち上げ難度 |
仕様の前提がないと動きにくい |
ヒアリング+既存型+素材提案でスタートしやすい |
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小ロット対応 |
100~300個~が多い |
1色30個 総ロット60個~で生産可(イージーオーダー) |
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素材の自由度 |
指定生地中心/調達は限定的 |
素材提案/加工企画/場合により生地開発まで柔軟 フィルブリッジ株式会社 |
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品質基準 |
口頭・メール基準で曖昧になりがち |
承認サンプルを基準化、許容差も公開で透明性が高い |
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リスク明確性 |
キャンセル/遅延の扱いが曖昧 |
規約で明確化(遅延・不良・返品等) |
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物語性/差別化 |
量産都合が優先 |
産地ストーリーを活用した提案が可能 |
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原産国 |
海外生産 |
日本生産 |
6. 相談前に整える“実務チェックリスト”
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誰に何を(顧客像/用途/上代レンジ/販路:EC・卸)
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数量・色数(初回は60個~、色内訳の想定)
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素材イメージ(ハリ or 落ち感/マット or 光沢/無地 or 柄)
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加工の要否(プリント/刺繍/織ネーム/位置・サイズ)
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スケジュール(発売日から逆算。サンプル2~4週+量産の時期バッファ)
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データ(ロゴ・版下:ai推奨)
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検品基準の共有(承認サンプル・許容差の理解)
7. Q&Aで把握しておくと安心なポイント
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布の持ち込み:可。ただし素材適合はサンプル段階で最終判断。
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カラー内訳:例示どおり備考指定でOK。
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納品形態:OPP個包装が標準。イージーオーダーはJAN貼付等は非対応。
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サンプル費:小物/ハンドバッグ等で金額規定。到着後7日以内の修正連絡が必須。
まとめ:素材から“らしさ”を設計するならフィルブリッジ
フィルブリッジは、素材起点の設計 × 小ロットからの一貫対応という商品化をスタートしやすい体制が整っています。
独自ヒアリング → 既存型 × 布・加工の組み合わせ → 承認サンプル基準で量産という設計は、初めてのOEMやスピーディに検証したいD2Cにおすすめ。さらに、産地ストーリーと掛け合わせた差別化も可能です。まずは用途・上代・ロット・発売日を決め、お気軽にご相談ください!