展示会ノベルティで「選ばれる理由」を作る方法|日本製×エコ素材で印象を残す

展示会で配るノベルティ、本当に受け取った方の手元に残っていますか?

多くの企業が展示会でノベルティを配布していますが、実際には会場を出た瞬間に処分されたり、引き出しの奥に眠ったまま忘れられてしまうケースが少なくありません。

せっかく予算をかけて制作したのに、企業の想いや姿勢が伝わらず「配って終わり」になってしまうのは、あまりにももったいないことです。

フィルブリッジでは、素材設計からはじまる日常でも使いたくなるノベルティ制作を、企画から製造まで一貫して対応しています。

この記事では、展示会で本当に印象に残るノベルティの条件と、日本製×エコ素材が持つ強みについて、実際の導入事例を交えながら詳しく解説します。具体的には以下の内容をご紹介いたします:

展示会ノベルティが"配って終わり"になる3つの理由

名入れだけで、ブランドのトーンが表現できない

展示会場で目にするノベルティの多くは、既製品にロゴを印刷しただけのものです。確かに名前は入っていますが、それだけでは企業の個性や価値観は伝わりません。

ノベルティはボールペン、ペンケース、ノート、ドリンクなどがありますが、受け取る側から見ると、どの企業のノベルティも似たような印象になってしまいます。

最終的には展示会が終わった後に「どこのブースでもらったものだっけ?」と記憶があいまいになることも。

名入れは必要最低限の要素であって、それ自体がブランドを表現するわけではないのです。

企業のカラーや世界観、提供している価値に合った素材選び、形状、色味の選定があってこそ、初めて「この企業らしい」と感じてもらえるノベルティになります。

素材背景が語れず、CSRや姿勢が「コピー」で終わる

近年、多くの企業がサステナビリティやSDGsへの取り組みを掲げています。

しかし、展示ブースや資料に書かれた環境配慮の文言も、それを体験できる「モノ」がなければ、単なるコピーライト(グリーンウォッシュ)で終わってしまいます。

「当社は環境に配慮しています」と言葉で伝えるだけでなく、実際に手に取れるノベルティが環境配慮素材で作られていれば、その姿勢は受け取った瞬間に"体験"として伝わります。素材の背景やストーリーを語れるノベルティこそが、企業のESG実績を示す証拠となります。

実際、繊維産業は世界のCO2排出量の約8〜10%を占めるとされ、特に染色工程は水質汚染とエネルギー消費の主要因です。

例えば、廃棄予定のタマネギの皮から抽出した天然色素で染色した「オニベジ」素材のノベルティ。化学染料を使わず、本来焼却処分される食品副産物を活用することで、製造工程での化学物質使用を削減し、廃棄物処理に伴うCO2排出も抑制します。

このように素材の背景やストーリー、そして具体的な環境負荷削減のプロセスを語れるノベルティこそが、企業のESG実績と本気度を示す証拠となり、ステークホルダーへの報告資料やサステナビリティレポートにおいて、説得力のある取り組み事例として活用できるのです。

既にフィルブリッジでは「オニベジ」を使用したノベルティ作成・納品した実績があります。


受け取った後の"使われるシーン"が設計されていない

展示会場で受け取ったその瞬間は良くても、持ち帰った後に使うシーンが想像できないノベルティは、すぐに処分の対象になります。「長く使用されること」こそが、最大のサーキュラーエコノミーです。 

「いつ、どこで、どう使うのか」が明確でないアイテムは、実用性に欠け、結果的に企業名を思い出してもらう機会も失われてしまいます。

展示会で配布する資料やカタログを持ち帰るためのバッグ、日常的に使えるポーチやケースなど、受け取った後の生活シーンに自然に溶け込むアイテムであれば、長く手元に置いてもらえます。

つまり、ノベルティは「配る瞬間」だけでなく「使われる未来」まで設計する必要があるのです。

"企業らしさ"が伝わる上質ノベルティの条件(5つ)

1)手に取った瞬間に伝わる「質感」(素材・縫製・仕様)

ノベルティの第一印象は、触れた瞬間の質感で決まります。

高品質な素材を使い、丁寧な縫製が施されたアイテムは、手に取っただけで「良いものをもらった」という印象を与えます。

フィルブリッジでは、素材選定・提案から携わり、日本国内の職人による縫製で一つひとつ丁寧に仕上げています。

この質感の違いが、展示会場という多くのノベルティが並ぶ空間の中で、確実に差別化につながります。

2)企業の世界観に沿う「色・形・付属」の統一

ブランドイメージは、ロゴだけでなく色使いや形、ディテールの統一感から生まれます。企業のコーポレートカラーに合わせた生地選び、ブランドの雰囲気に合う形状、細部までこだわった付属品の選定まで、トータルでデザインすることで、「この企業らしい」と感じられるノベルティが完成します。

フィルブリッジでは、CI/VIに合わせた色・質感・タグ・台紙まで統一した設計が可能です。オリジナルプリント、オリジナルジャカード、刺繍など幅広い加工方法に対応し、お客様ごとの個性を活かした商品づくりを得意としています。

3)使い続けられる実用性(持ち帰って終わらない)

どれだけデザインが優れていても、実際に使えないアイテムでは意味がありません。日常生活や業務の中で自然に使えるアイテムであれば、長期間にわたって企業名を目にする機会が生まれます。

2wayナップサックのような多用途アイテムや、サイズ感を工夫したポーチ・ケース類は、配布ターゲットに合わせた企画立案により、受け取った方の生活に寄り添い続けます。

4)ストーリーが同梱できる(素材背景・産地・つくり手)

ノベルティに下げ札やタグ、台紙を添えて、素材の背景や産地、製作者のストーリーを伝えることで、単なる「モノ」が「物語のあるギフト」に変わります。

例えば「この素材は廃棄予定だった玉ねぎの外皮から作られました」「リサイクルナイロン100%を使用し、CO2排出量を70%削減しています」といった情報は、企業のCSRへの姿勢を示す証明であり、受け取った方の心に残り、会話のきっかけにもなります。

フィルブリッジでは、下げ札・タグ・台紙のデザイン・制作まで一貫してサポート。QRコードを活用したデジタル連携により、素材ストーリーやケア情報、更には配布後のアクションまでの設計が可能です。

5)展示会の目的に合う(名刺交換→商談→採用/広報など)

展示会の目的は企業によって異なります。新規顧客との接点づくりなのか、既存顧客との関係強化なのか、採用活動の一環なのか。目的に応じて、配布するノベルティも最適なものを選ぶ必要があります。

名刺交換の際に渡すならコンパクトで上質なカードケース、VIP向けならワンランク上の財布系アイテム、展示会配布なら資料を持ち帰りやすいバッグやナップサックなど、目的と受け取る方に合わせた戦略的な選定が重要です。

日本製×エコ素材が、展示会で強い理由

日本製は上質な印象を与える

「Made in Japan」という表記は、それだけで品質への信頼感を生み出します。

特にBtoB展示会では、受け取る側も企業の担当者や経営層であることが多く、品質に対する目は厳しいものです。

日本国内で丁寧に作られたノベルティは、細部の仕上がりや耐久性において海外製品と明確な差があります。

フィルブリッジでは、小ロット(試作60個〜、本番300個〜)から日本製での生産に対応しており、提携している国内の協力工場とのネットワーク tや内職ネットワークを活用した高品質な製品づくりを行っています。アパレルOEMで培った経験があるからこそ、安定した品質を保持することが可能。一般的な海外製ノベルティに比べ、原材料からの徹底した履歴管理と日本の厳格な検品により、不良発生を約0.6%以下に抑え、貴社のブランド価値を損なわない圧倒的な信頼性を提供します。


サステナブル・SDGsを実績として語れる 絡めて説明しやすい

環境配慮・脱炭素は、これからの企業にとって避けて通れないテーマです。

しかし、単に「環境に配慮しています」と言うだけでは説得力がありません。

実際に環境配慮素材を使用したノベルティを手渡すことで、企業の姿勢を具体的に示すことができます。

廃棄素材を活用したアップサイクル、天然染色、再生繊維など、企業イメージに合わせた「語れる素材」を選定することで、CSR・サステナビリティへの配慮を"伝わる体験"として、企業の取り組み姿勢の実績として 、提供できます。

企業のミッションを伝えやすい

ノベルティは、企業のミッションやビジョンを伝える有効なツールです。

例えば、循環型社会の実現を目指す企業であれば、アップサイクル素材を使用したアイテムを配布することで、言葉以上に強いメッセージを発信できます。

日本には、伝統的な技術を現代に活かすものづくりや、地域資源を活用した素材開発など、ストーリー性の高いエコ素材が数多く存在します。これらを活用することで、企業の価値観と社会への貢献姿勢を同時に伝えられます。

ノベルティ作成事例|日本ヒューレット・パッカード様 CSRが"体験として伝わる"展示会ノベルティ

採用素材|リサイクルナイロン×植物由来染色「オニベジ」の環境配慮設計

日本ヒューレット・パッカード(HPE)様のノベルティでは、2つの環境配慮素材を組み合わせた設計を行いました。

リサイクルナイロン100% ナイロンの製造過程で生じる端材(落ち綿、糸くずなど)をリサイクルして作られたプレコンシューマ・リサイクルナイロン糸を使用。新規資源の使用を抑え、廃棄物削減に貢献しています。

オニベジ®(日本製/植物由来染色) 廃棄されるタマネギの外皮から抽出したケルセチン(ポリフェノールの一種)をベースに、他の植物材料の成分を配合したオリジナルブレンド染料を使用。化学染料では表現できないナチュラルで温かみのある色合いを実現しています。

さらに、一部のアイテムにはVOC残留75%カットの次世代エコ素材も採用。加水分解を克服した長持ちするハイグレードPU素材で、従来比でCO2排出量を70%削減、健康面・環境面への配慮を徹底しています。

狙い|CSRの姿勢を「言葉ではなく体験」として伝える

HPE様は、サステナビリティやCSR活動に積極的に取り組まれている企業です。しかし、展示会場で配布する一般的なノベルティでは、その姿勢を十分に伝えきれないという課題がありました。

そこで、実際に環境配慮素材を使用したノベルティを制作することで、「当社は環境に配慮しています」という言葉を、手に取って感じられる体験に変えることを目指しました。

下げ札・タグ・台紙を活用して素材のストーリーを丁寧に伝え、QRコードでさらに詳しい情報にアクセスできる設計にすることで、配布の瞬間だけでなく、その後の「使い続ける体験」こそを価値として見いだしました。

HPE様とのノベルティ制作のポイント

素材から環境負荷に寄与

単なる「エコ素材使用」ではなく、リサイクル素材×植物由来染色という複合的なアプローチにより、配布後も利用者が長く使えるアイテムを実現しました。素材そのものがストーリーを持っており、「配って終わり」ではなく「使い続けることで環境配慮を体験してもらう」というコンセプトを体現しています。

"配って終わり"を超える設計

台紙・下げ札・QRコードを活用し、企業としての訴求ストーリーを同梱。受け取った瞬間から、素材の背景やHPE様の環境への取り組みを知ることができる体験設計を行いました。

CI / VIに沿った色設計・タグや台紙の統一

HPE様のブランドカラーであるグリーンを基調とした色設計、CI/VIに合わせたタグや台紙のトーンまで統一することで、言葉だけではなく"体験"としてCSRを伝える構成を実現しました。

小ロットから段階増産が可能

テスト導入として試作60個からスタートし、効果を検証した上で本番300個以上への増産を計画。在庫リスクを抑えながら、無駄なく立ち上げることができました。

アイテム形状の工夫

2wayナップサックという形状を採用することで、展示会での資料持ち帰りはもちろん、日常のちょっとした外出や、オフィスでの荷物整理など、多様なシーンで活用できる実用性を確保しました。


まとめ|"配って終わり"ではなく、企業のメッセージを伝える使い続けられるノベルティへ

展示会で本当に印象に残るノベルティを作るには、3つの要素が重要です:

  1. 素材:環境配慮や品質へのこだわりを、実際に触れられる形で表現する。リサイクル素材や植物由来染色など、語れる素材を選定することで、CSRやSDGsへの取り組みを体験として伝える

  2. 設計:受け取った後の使用シーンまで考え抜いた、実用性の高いデザイン。CI/VIに合わせた色・質感・タグ・台紙の統一により、ブランドトーンを体現する

  3. 体験:企業の価値観やミッションを、言葉ではなくモノとして伝える。下げ札やQRコードを活用し、素材ストーリーをデジタルで拡張することで、配布後も企業との接点を維持する

フィルブリッジでは、素材設計からはじまる一貫したものづくりで、企業の想いを形にするお手伝いをしています。

用途が固まっていなくても、「展示会でこう見られたい」「こういう印象を残したい」という思いだけで構いません。まずはお気軽にご相談ください。アパレルテキスタイルメーカー出身のスタッフが、最適な素材と形を一緒に考えます。

こんな方はぜひご相談ください

✓ "配って終わり"を見直したい
✓ 素材起点で脱炭素・SDGsを語りたい
✓ まずは小ロットで試したい
✓ 環境配慮をブランド価値として伝えたい
✓ 在庫リスクを抑えながら段階的に増産したい

さらに詳しく知りたい方へ



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